前回からの続き。
高血糖を放置し続けて6年間頑なにスルー
そんなわけで毎年の健康診断で6年にもわたり200以上の高い血糖値を叩き出しておきながら放置していたわけです。
ちなみにHbA1cは2013年の一回だけ記載されていて11.1%。それ以外の年はわからないのですが血糖値の高さから見ておして知るべしですね。
この段階では自覚症状もないですし、血糖値に対する知識もないのでこの結果を受けて特に何かアクションを起こすという気にはまったくならない状態でした。確かに毎年の結果を受けて「血糖値が高いから早く医者へ行って処置しないとダメだよー」という内容の警告文は受け取っていたんですけどね。
もしかしたらこれが高血糖の自覚症状?
ところで今思い起こすと2点、あれは確かに高血糖の「自覚症状」だったのだなぁ、と思えるものがありました。自覚症状というか体の変調ですかね。
- 喉が渇く。
- 足の裏が常に浮腫んで痺れているような感覚。
喉の渇きはちょっと妙で、カラカラに渇いた気がして水をガブ飲みしたくなるというのとはちょっと違って、牛乳とかヨーグルトみたいなちょっとドロッとした飲み物が欲しくなる感じ。なんなんですかねあの感覚。高血糖が判明してから結構長いことこの感覚がありました。
それと足の裏の浮腫と痺れ。これは投薬治療を始めた今でも感じています。明確に高血糖との関連性があるのかはわからないんですが、まぁなんか血行障害なのかなぁ、と。ぎっくり腰的に腰を痛めた時期から顕著になったのでなんらかの神経障害の可能性もありますが。
たまたま体調不良で行ったかかりつけ医に叱られる
そんな状態で2017年。たまたま重い風邪のような体調不良で近所のかかりつけ医へ。血を抜いて調べてもらって、体調不良の方は特に以上なし。
「そんなことより、こっち(苦笑」と医師。血糖値が300超えてました。多分この頃は日常的に300超えてたんでしょうね。
「あんた今ここでぶっ倒れても不思議じゃないよ。処方箋出すからすぐインスリンもらって来て。打ち方教えるから」と叱られ急かされ強制インスリン注射になってしまいました笑
一旦薬局でインスリン剤を貰ってきてまた医師のもとへ。自分で自分に注射を打つのは初めての体験でビビりますが、針の痛みはほぼ無いのが救いでした。と同時にこの医師に紹介状を書いてもらい大学病院へ糖尿病治療に通うことになったのでした。
ひょんなきっかけではあったのですが、あのまま高血糖状態をスルーし続けていたら合併症を引き起こし重症化のリスクもあったので、あそこで強制的に大学病院送りになったのはまぁ良かったなぁ、と今は思っています。