明け方布団の中で目を覚ますとちょっとした空腹感。ここまでは普通なんですがこの空腹感が10分〜15分くらいの間にどんどん強まって来るのです。「あ〜低血糖が来ちゃったな〜」と起き上がりキッチンへ向かう頃にはちょっと体がふらつく。血糖値を測ると数値は69。今日はそんな一日のスタートでした。
低血糖はちょっと怖い
糖尿病を治療中の身としては血糖値を上げないようにするのがもちろん重要です。しかし今朝のこんな状況のように低血糖にも注意が必要です。低血糖とは文字通り血糖値が低くなりすぎる状態です。
高いのがダメなのだから低くなるのは良いことでは、なんてことはないのです。実はこれ緊急事態。場合によってはその場で昏倒することもあるそうで早急な処置が必要です。
私も高血糖を抑制する投薬とインスリンの治療をしているので過去に何度も軽い低血糖状態になったことがあります。すごくざっくり言うと薬の効能が優りすぎて現れる副作用のようなものなんだそうです。
私の場合の低血糖の症状
私の場合はまだ深刻な状況になったことはないので実に軽い低血糖症状ですがこんな症状が出ます。
- まずお腹がとても空いたなぁと感じ始める。
- この空腹感が短い時間（15分ほど）で異常に強まってくる。
- ではちょっと何か食べようと動こうとするが体がダルくて意欲が出ない。
- 無理して動き出す時にはちょっと手足に力が入れにくい状態。
- さらに（一度だけですが）目の前がサイケデリックな光でチカチカする笑
笑い事ではなくて「これ結構ヤバいなぁ」と若干命の危険を感じることもありましたね。とにかく迅速に血糖値を上げる処置をすることが大切です。
私の低血糖への対処法
私は治療中の身で医師ではないので具体的な対処法は各々調べて情報を集めて見てください。
とにかく必要なのは血糖値を上げるものを摂取することです。とは言えご飯とかパンという食物は消化されて体に糖分が巡るまでには時間が少しかかりますから即効性のあるものが良いです。
私の場合は「ブドウ糖」を常備していてそれを飲みます。スティックシュガーのようなパッケージに入っていて、細かい顆粒状なのでそのまま飲んでもいいですし、何か飲み物に混ぜてもいいです。味はほんのり甘いので美味しいです（笑 ドラッグストアで売っているので入手もしやすいです。
今までこれで何度も救われました。外出時に低血糖に見舞われると怖いので2パックほどペンケースに入れて持ち歩いてたりもします。知人の場合は飴を舐めるとかチョコを食べる、という人もいます。
果物なんかも同時取るのもいいかもしれません。特にバナナは剥くのも簡単ですし食べるとお腹も満たされるので常備しておくと便利です。今朝はブドウ糖とバナナ、豆乳で早めの朝食代わりとしてしまいました。
いずれにしてもすぐに効果があらわれて元気になるわけではないので1時間ほど安静にしておく必要があるので、症状が出た時はあまり無理しないことが大切です。
まとめ
- 高血糖の治療中には低血糖にもなりやすいので注意が必要。
- ちょっと低血糖っぽいと感じた場合は血糖値を上げる食物を摂って迅速に対応。
- 「ブドウ糖」を常備しておくのがおススメ。
それでは皆さんも糖尿ケアを怠らずに!
